2013年4月16日 Peaceable School のお話を聞く機会がありました。
「ピースフルスクールオープンセミナー」主催:クマヒラセキュリティ財団
http://www.a-kumahira.com/event/2013/03/post-15.html
オランダ・ユトレヒト市からレオ・パウ(Leo Pauw (School Advisory Centre, the Netherlands), カロリン・フェルフーフ(Caroline Verhoeff)さんの2名をお招きし、通訳はリヒテルズ直子さんがなさっていました。
冒頭、主催者 熊平美香さんのあいさつがありました。
http://www.a-kumahira.co.jp/index.html
学習する組織」http://change-agent.jp/learningorganization/
にも関心を寄せておられます。
デンマークではじまったフォルケホイスコーレ(Folkehøjskole)は北欧、ドイツにもひろがっいるといいます。http://www.folkehojskole.jp/honmon.html
ガルバ・ディアロ(Garba Diallo)さんをキャリア教育関係者が招いた会合にでてみたこともあります。
http://kokucheese.com/event/index/50440/
Crossing Borders HP:http://crossingborders.dk/
このようなオルタナティブ教育は、日本では戦前の新教育運動にさかのぼることができます。
三重には愛農学園というところがあります http://ainougakuen2010.hamazo.tv/
韓国にはプルム学校、ガンジースクールというものがあります。
インドでは、クリシュナムルティの思想にもとづく学校があります。金田卓也さんが『ストレスのない子育てとシンプルライフ-インドから学ぶゆとりのある暮らし- (創成社新書) 』紹介されています。
Krishnamurti school: http://www.rishivalley.org/default.htm
近年は、シュタイナー教育をすすめる学校も認可されるようになりました。
和歌山ではこのような学校があります。きのくにこどもの村学園
http://www.kinokuni.ac.jp/nc/html/htdocs/index.php
Peaceable School の根幹が紛争解決(Conflict Resolution:CR)だと思われます。そこで紛争解決(Conflict Resolution:CR)教育に関連したメモを書いてみました。ベティ・リアドン(Betty Reardon)さんは、Resolutionではなく、プロセスといった方がよいというお話しされていたように覚えています。
Parents of the Field Berry Reardon
http://scar.gmu.edu/parents-of-field/betty-reardon
CRと、わたくしの出会いは、1997年にERIC(国際理解教育センター)がESRの方を招いたセミナーに参加したことだったと思います。もちろん、グローバル教育のセルビー(D. Selby)さんも、それらはとりいれられておられましたが、ERICはCreative Conflict Resolutionを「対立から学ぼう」ととして訳されています。
ERIC(国際理解教育センター)http://eric-net.org/
D. セルビー(D. Selby) http://www.sustainabilityfrontiers.org/
その後、ESR(Educators for Social Ressponsbilities)は、中等教育や、政治的イッシューについてもカリキュラム展開をしていきます。会員になると、レッスンプランがダウンロードできます。
DEAR 開発教育協会の中村さんが、フェローとして研修された記録です。
http://www.jpf.go.jp/cgp/fellow/npof/list/report0602.html
http://www.jpf.go.jp/cgp/fellow/npof/list/report0603.html
http://www.jpf.go.jp/cgp/fellow/npof/list/report0605-2.html
http://www.jpf.go.jp/cgp/fellow/npof/list/report0606-3.html
http://www.jpf.go.jp/cgp/fellow/npof/list/report0607-2.html
ESRからとして分離したモーニングサイドセンターのTom Roderick さんは来日されたことがあります。
http://www.morningsidecenter.org/
『子どもとできる創造的な対立解決-実践ガイド』
リンダ・ランティエリ、トム・ロドリック、ペギー・レイ、 シェイラ・アルソン
ACR(Association for Conflict Resolution)
中村絵乃さんのACRについての報告
http://www.jpf.go.jp/cgp/fellow/npof/list/report0610-1.html
同じく中村さんらの記事
http://www.crn.or.jp/LIBRARY/NY/index.html
参考文献
http://www.shin-eiken.com/act/magazine/2011/201108_sources.html
CASELは、オハイオでのCRE/Peace Edサミットで知りました。
http://www.creducation.org/cre/global_cre/about_global_network
近年、学校現場で使われている 構成的グループエンカウンターも、CRや人権教育とつながると思っています。
http://www.toshobunka.jp/sge/index.htm
戦後、カール・ロジャースによるTグループトレーニングが日本に紹介されました。一例は、早坂泰次郎によるIPRです。http://www7a.biglobe.ne.jp/~ipr/ipr-intro.htm
人間関係トレーニングは、自己啓発セミナーにも利用されたという経緯もあります。
心理学では、SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)といわれています。
チームビルディングとしてはプロジェクトアドベンチャーというものがあります。http://www.pajapan.com/
SEL, Socio Emotional learning の世界的ネットワークをたどると日本では EQジャパンとなっています。
http://eq.armg.jp/
EQ~Emotionalintelligence/Quotient(感情能力指数、感情的知性)どちらかというと経営学の知見として紹介さてれいます。
http://eq.armg.jp/
野沢さんはコールマンモデルを「協調的交渉術」として紹介されました。
http://homepage2.nifty.com/tcs-tokyo/index.html
日本協同学習学会もできています。http://www.jasce.jp/
ファシリテーションでは:https://www.faj.or.jp/
コーチングでは:http://www.coachfederation.jp/
あたらしい学びを求めているこのような動きもあります。U理論:http://www.presencingcomjapan.org/utheory/
アサーショントレーニングという潮流もあります。
アサーティブジャパン http://www.assertive.org/
子どもの虐待防止では CAPプログラムという展開がなされています。http://www.cap-j.net/
シャンティ国際ボランティア会(SVA)がHIPP:Help Increase Peace Programを紹介したことがありました。
HIPP:Help Increase Peace Program
https://afsc.org/resource/help-increase-peace-project-hipp
AVP:Alternative to Violence Project
いずれもクエーカーによる活動です。
ベトナム帰還兵のアレンネルソンさんは、クエーカーの活動に参加されていて、日本でのワークショップを主催したことがあります。
1998年4月12日(日)午後1時30分~4時30分、東京山手YMCA
「非暴力のための教育とは 」アレン・ネルソンさん(元沖縄駐留米軍海兵隊員)と考える
1995年あたりに河内徳子さんが、英国からカナダそして、また英国に戻られたディビッド・セルビー(David Selby)さんを日本に招かれ、そこに参加した、わたくしと桜井貴志さんとで、5年間毎年夏、カナダのビクトリア大学でセミナーをしました。セルビーさんは多くの著作をパイクさんとだされています。そのうち、In the Classroom を『グローバルクラスルーム』として小関一也さんが中心に翻訳しました。いくつかを手がけました。
http://www.pippinpub.com/viewbook.asp?book_isbn=0-88751-081-7
http://www.pippinpub.com/viewbook.asp?book_isbn=0-88751-085-X
http://www.akashi.co.jp/book/b65625.html
長期にわたってトロント大学で学ばれた小関さんは、水戸に戻られ、成果を公開されています。
http://www.tokiwa.ac.jp/~oseki/index.html
桜井さんは現在、大分ですが、全国行脚をされています。
http://global-educ.cocolog-nifty.com/
シチズンシップ教育については、東京ボランティアセンターが1998年から3年間、英国のCSV: Community Service Volunteersを招いたワークショップをされました。
http://www.csv.org.uk/?display=volunteering
長沼 豊(学習院大学)さんらによるボランティア学習やサービスラーニング、コミュニティ・ラーニングともつながるようです。
シチズンシップ教育は、人権教育にちかい印象をもちます。ブダペストのヨーロッパ青年センターでは、その体系が公開されています。無償でダウンロードできます。
http://www.coe.int/t/dg4/eycb/default_en.asp
Compass http://eycb.coe.int/compass/
こどもむけののもの http://www.eycb.coe.int/compasito/default.htm
日本語版は人権教育啓発推進センターからだされています。
http://www.jinken.or.jp/archives/4542
http://www.jinken.or.jp/archives/2521
人権教育は簡単なリストにはまとめきれませんが、大阪人権教育研究協議会のウエッブに冊子の紹介があります。
http://homepage3.nifty.com/daijinkyo/
http://homepage3.nifty.com/daijinkyo/shiryo/page.htm
シチズンシップ教育に対して、平和教育の先駆者のベティリアドン(Betty Reardon)さんは、体制順応の教育とならないようにと、警鐘をはっしておられました。平和教育の目標は戦争をなくすことだとし、戦争の原因は、家父長制にあるとジェンダーの問題を見据えておられます。
Learning to Abolish War は原著は無償でダウンロードできます。
http://www.haguepeace.org/index.php?action=resources
『戦争をなくすための平和教育』として監訳させていただきました。http://www.akashi.co.jp/book/b65199.html
フィリピンでの平和教育は、PEACE EDUCATION: A Pathway to a Culture of Peace にミリアム大学のロレッタ・カステロさんと、ハスミン・ガラーセさんによってまとめられています。これも無償で入手できます。翻訳はERIC(国際理解教育センター)でとりくまれています。
http://www.peace-ed-campaign.org/resources/cpe-book-14oct2010-FINAL2.pdf
ケニアでおこなわれた平和教育の記録です。Peace Education in Central and East Africa
http://www.creducation.org/resources/Kenya_PE_in_CE_Africa_Mtg_Rpt_Feb_2009.pdf
ユネスコの提唱する Value Educationの展開がありました。
リビング・バリュー アクティビティ
http://www.livingvalues.jp/supportdesk/materials/books.htm
Living Values Education http://www.livingvalues.net/
NVC(非暴力コミュニケーション)
http://nvcworkshopsinjapan.blogspot.jp/
NVC ダンスフロア:ブリジッド・ベルグレーブ(Bridget)http://nvcdancefloors.com/
海・ソーヤさんによるアーバンパーマカルチャー http://tokyourbanpermaculture.blogspot.jp/
ディレンマを問うこと、クロスロードという決断をせまるゲームの手法を授業に応用できないかと考えています。
http://www.s-coop.net/rune/bousai/crossroad.html
http://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h20/11/special_02_1.html
環境教育ではいくつかゲーム化されています。
マイアース http://myearth.ne.jp/
生物多様性まんだらゲーム http://www.jeef.or.jp/about/mandara.html
エココンビニゲーム http://www.godo-shuppan.co.jp/products/detail.php?product_id=6
エコロジーシンキングゲーム http://www.beansbee.com/category/1340103.html
温暖化防止センター:ちがいのちがいなどの教材カードがダウンロードできます。
http://www.jccca.org/pamphlet_panel/pamphlet/pamphlet_green09.html
自然体験をとおして学ぶさまざまなプログラムがあります。
ネイチャーゲーム http://www.naturegame.or.jp/
プロジェクトワイルド http://www.projectwild.jp/
プロジェクトウエット http://www.project-wet.jp/
プロジェクトラーニングツリー(PLT) http://eric-net.org/plt01.html
開発教育協会がてがけた参加型の教材がたくさんあります。英文版は、立教大学ESD教育センターからだされています。
http://www.jccca.org/pamphlet_panel/pamphlet/pamphlet_green09.html
平和教育アニメーションプロジェクトのDVDもトランセンドの成果といえるでしょう。
ノルウェーでのSABONAという主要について室井さんが紹介されています。
清泉女学院大学大学人間学部研究紀要第9号 "SABONA"の7つのコンセプト
https://seisen-jc.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=108&item_no=1&page_id=27&block_id=29
清泉女学院大学大学人間学部研究紀要第8号
コンフリクト転換のためのSABONAの日本における導入 : 準備段階
平和教育アニメーションプロジェクトのアニメDVDは、Iメッセージ, ホーポノポノ, トラセンドのストリーを提示しています。http://www.peacevideo.net/
平和教育アニメーションプロジェクトにもかかわっておられる田中さんは日本メディエーションセンターをなさっておられます。 http://mediation.cocolog-nifty.com/
ADR:Alternative Dispute Resolution(裁判外紛争解決)も関連分野です。
熊本大学の石原さんは医療過誤がご専門とのこと。
http://www.gsscs.kumamoto-u.ac.jp/edu/zenki/gen/01/pro/ishihara.html
アーノルド・ミンデル(Arnold Mindell)のセミナーにも一役かっておられるとか。
http://www.jpwc.jp/processwork/history.html
都市計画の人も合意形成に注目しているようです。
http://www.jsce.or.jp/journal/student/communitie/200208.htm
このような講演会がありました(2007年11月13日)。
「都市計画における討議とメディェーションに関する課題とその背景にある理論」
Challengs of Deliberation and Mediation in Planning and their Theoretical Underpinnings
ジョ,ン・フォレスター(John Forester,
Department of city and Regional Planning, Cornell University
業績:
The Deliberative Practitioner (MIT Press, 1999), Planning in the Face of Power
(Univ. Of California Press, 1988)
Participatory Planning Processes; Ethics and Deliberative Democracy;
Public Dispute resolution and Muti-party Mediatef Nregotiations;
Oral Histories of Planning Practitioners
オーラルヒストリーとかナラティブ研究ともつながるのか、、、
ナラティブ心理学
http://web.lemoyne.edu/~hevern/narpsych/nr-basic.html